Designer Notes

デザイナーのメモ

The Lifestyle MUSEUM vol.562:新見正則さん

ピーター・バラカンさんの番組、
「The Lifestyle MUSEUM」が好きで、
Podcastで聴いています。

先日(vol.562)にゲスト出演されていた、
新見正則さんの回が非常に興味深く、楽しく聴きました。

以下、新見さんが番組中に話されていたメモ。
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新見正則さん
1959年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。
英国オックスフォード大学医学部博士課程留学。
国内で初めて保健診療のセカンドオピニオン外来を開設。

心臓移植後のマウスは、免疫の拒絶反応によって
平均7日間で死んでしまうが、オペラ「椿姫」を聴かせると、
生存期間が平均で40日間に延びたという研究でイグ・ノーベル賞を受賞。

健康マニアとは:健康に気を使いすぎてイライラするヒト。
        自分で病気を作って困っているヒト。

・薬剤で不調になることもある。必要な薬以外減らした方がいい。
・死なない感染症にはかかったほうがいい。免疫ができる。
・インフルエンザのワクチンは打たない。漢方薬で対処。
・無菌除菌は健全ではない。いろんな菌に暴露されるから強くなる。
・石鹸は使わない。せっかくできた皮膚のバリアをとってしまう。
 使うなら固形石鹸と手ぬぐい、一番ダメなのは液状石鹸とナイロンタオル。

イギリスと日本の医療の違い:イギリスと日本は似ている。
・日本と比べて、ヨーロッパは延命はしない。
・主治医に「先生ならどうしますか?」と聞けば良い。

・症状が出ない癌は、ほっておけばいい。

セカンドオピニオン外来:西洋医学ではなくて保険が利くのは漢方だけ。

認知症予防には:アウトプットをすること。
        テレビや読書はダメ。
        井戸端会議など、双方向のメッセージが一番良い。
        歩かないといけない。歩けなくなったら進む。
        適度な運動が良い。散歩と和式トイレがいい。

食事について:すべてをバランスよく食べる。
・極端なことを言うと、突然あるものが悪役になる。
・いろんなものを平均的に食べておけば、一個悪役があっても平気。
・口に入るものは、悪い可能性があると思っておく。